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野鳥生命の循環

ササゴイ・オイカワ形態

ササゴイの形態


 日本では夏に本州、四国、九州に飛来し、冬には九州以南で越冬します。


毎年撮影場所には、繁殖で数羽やってきます 今年観測できたのは3羽。


 日本での繁殖期は5~6月で オスメスが、25日ほど交代して抱卵します。


孵化してから45日前後で巣立ちます。


ササゴイの親鳥はオスとメスが交代しながら、子育てをします。


1羽が餌の調達をし、1羽が巣を守る、理想的です。


 ササゴイは、主に飛行するときに鳴き声を出すことが多いようです。


ゆっくり羽ばたき、「キュー」と鋭い声を出しながら飛行します。


 ササゴイは動物色なので、主に魚類、両生類、甲殻類などを捕食します。


水辺で構えて、獲物が近づいたら捕食、オイカワは大好物です。


 ここで繁殖して、雛が育ち、暖かい所へ帰り、来年ここに来て 希望します。



オイカワ形態


婚姻色は夏の繁殖期にのみ発現、オスは派手な紫、青、赤などの色を見せる


メスは比較的地味。


オスは婚姻色でメスの気を引く パートナー選び 子孫を残すために、オスは


ここから戦いが始まる 周りでは他のオスたちも繁殖の相手を探しています、


ペアになるためには、メスに近寄ろうとする他のオスと戦い、勝ち抜かなけれ


ばならないのです。


 オスの顔の周りには、追星(おいぼし)というイボのような突起が現れます。


オスは追星を武器に相手を威嚇したり、時には、追星で相手の体にぶつけるよう


に激しく体当たりをして懸命にライバルを追い払います


メスは強いオス、色の濃いオスに引き寄せられる


オイカワの雄の婚姻色は5月から8月の繁殖時期を過ぎると元の白銀色に戻ります